協議会の紹介（新）

協議会の紹介

全国辛子めんたいこ食品公正取引協議会（以下「全国辛子めんたいこ公取協」という）は、不当景品類及び不当表示防止法に基づき認定を受けた「辛子めんたいこ食品の表示に関する公正競争規約」（以下「公正競争規約」という。）を自主的に運用する全国組織の団体として、1989年（平成元年）1月25日、辛子めんたいこ食品の製造業者、販売業者などによって設立されました。

以後、全国辛子めんたいこ公取協は、公正競争規約の運用を通じて、辛子めんたいこ食品に対する消費者の皆さまからの信用、信頼の確保に努めております。

会長のごあいさつ

会長 田中洋之

この１年数カ月は、新型コロナウイルスにより全世界が今まで経験したことがないような対応を求められることとなりました。国際間の移動はもとより、国内でさえ厳しい制限を強いられ、人的な往来がほぼ完全にストップし街は活況を失い、観光や交通産業が大きなダメージを受けました。

一方で、従来の働き方に対して変化の動きも現れ、テレワークによる仕事のあり方や各種手続きの見直しが進んでおります。食品業界ではこのような状況の下、私ども辛子めんたいこ業界を取巻く経営環境も同様に変化を求められており、食品ロスの問題や海洋資源の保全など環境問題に対して無関心ではいられません。

当協議会では、2021年（令和3年）６月より完全施行されたＨＡＣＣＰに沿った衛生管理の義務化に向けて、2020年（令和2年）作成した辛子めんたいこ業界の「ＨＡＣＣＰの考え方を取り入れた衛生管理の手引書」を使用し、2021年（令和3年）２月にオンライン講習会を開催しました。

2020年（令和3年）は中止となった検定試験についても今年はオンラインでの講習会を実施し、試験会場においても感染拡大防止を考慮して開催いたししました。引き続きオンラインセミナー等を利用し講習会や研修会を通じて会員へのコンプライアンスの徹底を図る予定です。

会員の皆様におかれましても、今後とも、安全・安心な商品の供給と適正な表示を実施することにより、一般消費者からの信頼確保を図っていただくよう重ねてお願い申し上げます。

一般消費者の皆様方、公正取引委員会、消費者庁、福岡市をはじめとする関係機関、関係団体等におかれましては、当協議会の活動に一層のご理解とご指導を賜りますよう、お願い申し上げます。そして、この状況が一日も早く終息し、平穏な日常に戻ることを願ってご挨拶といたします。

会員構成（２０２１年５月現在）

製造会員（87名）製造（PB製造を含む）業者

販売会員（5名）　百貨店、量販店、スーパー等

特別会員（19名）包装資材、印刷、原材料、検査関係者等

協議会の主たる事業内容

全国辛子めんたいこ公取協は、辛子めんたいこ食品の過大包装や虚偽・誇大な広告といった消費者の適正な商品選択を誤らせる不当表示を排除することによって、辛子めんたいこ業界の秩序ある販売方法を確立し、消費者の皆さまに安心して買っていただき、喜ばれる辛子めんたいこ食品を提供できるよう、以下のような事業を行っています。

1. 規約の周知徹底及び指導

1. 規約遵守状況の調査及び規約違反の疑いのある個別事案についての是正・指導

1. 食品表示関連法規・表示基準・ガイドラインなどに関する会員研修

1. 景品表示法、独占禁止法及び下請法に係る公正取引についての相談対応

1. 一般消費者からの要望・相談に対する対応

1. その他（辛子めんたいこ表示・衛生管理士検定試験の実施等）

協議会の組織・運営

全国辛子めんたいこ公取協の組織・運営は、以下のとおりです。

総会
当協議会の基本的な事項を決定する最高決議機関です。定時総会は年１回、５月に開催しています。

運営委員会
総会に付議する事項、総会の議決事項の執行に関する事項を審議します。会長の召集により、7月と12月の繫忙期を除きほぼ毎月１回開催しています。

専門委員会
運営委員会に付議する事項について、予め調査・審議するため、下部組織として設けています。現在、総務・財政委員会、審査公正マーク委員会、指導・調査委員会、検定試験検討委員会などがあり必要の都度などに開催しています。

協議会の役員
全国辛子めんたいこ公取協には、次の役員が置かれています。

運営委員　２０名以内
会長　　　１名
副会長　　３名（筆頭副会長１名を含む）
専務理事　１名
監事　　　２名以内

辛子めんたいこ公取協事務局案内